【万引き家族】貧困家族の窃盗共同生活
作品情報
公開:2018年
国:日本
上映時間:120分
ジャンル:ドラマ
監督
脚本
キャスト
安藤サクラ/信代
樹木希林/初枝
松岡茉優/亜紀
『誰も知らない』『そして父になる』などの是枝裕和監督による人間ドラマ。親の年金を不正に受給していた家族が逮捕された事件に着想を得たという物語が展開する。キャストには是枝監督と何度も組んできたリリー・フランキー、樹木希林をはじめ、『百円の恋』などの安藤サクラ、『勝手にふるえてろ』などの松岡茉優、オーディションで選出された子役の城桧吏、佐々木みゆらが名を連ねる。
あらすじ
治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。
おすすめ度
★★★★★・・・絶対に見てほしい
見どころ
人間の温かさと家族の絆
映画は貧困に苦しむ家族が共同で生き抜く姿を描いています。彼らの絆と支え合いが感動的な要素となっています。
社会問題への問いかけ
貧困や家族の問題、そして社会的な側面に対して深い考察をしており、観客に重要な社会問題への意識を促します。
映画は日本の社会に潜む階層的な問題や貧困の現実を浮き彫りにしています。これによって、観客は社会の問題に目を向ける契機となります。
俳優陣たちのすばらしい演技
主演の俳優陣が演技力に優れており、登場人物たちの心情や葛藤を素晴らしい演技で表現しています。
監督・是枝裕和の演出と国際的な評価
是枝裕和監督の独特な演出が映画に深みと感情を加えています。彼の優れた映像表現やキャラクター描写が作品の魅力を高めています。
「万引き家族」は世界中で高い評価を受け、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するなど、国内外での評判が非常に高い作品です。
感想
家族とは、何なんだろうと考えさせられる。
この万引き家族は血の繋がりはない家族だったけど、確かに愛はあったと思う。でも蓋を開けてみるとお金欲しさ、住まい欲しさ、何かお互いがお互いの弱さを埋めてくれる居心地のいい場所だったのかもしれない。
それぞれに空いた隙間を埋められるのはれっきとした家族ではないか。
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