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【LION/ライオン ~25年目のただいま~】道案内はGoogle Earth

作品情報

youtu.be

公開:2017年

国:アメリ

上映時間:119分

ジャンル:ドラマ

youtu.be

監督

ガース・デイヴィス

脚本

ルーク・デイヴィス

キャスト

デヴ・パテル/サルー

サニー・パワール/サルー(少年時代)

ルーミー・マーラ/ルーシー

 

メガホンを取るのは、テレビシリーズや短編などを手掛けてきたガース・デイヴィス。『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーミー・マーラ、名女優のニコール・キッドマンらが顔をそろえる。
幼少年にインドで迷子になり、オーストラリアで育った青年がGoogle Earthを頼りに自分の家を探す姿を追う。

あらすじ

オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩踏み出すため、そして母と兄に、あの日言えなかった”ただいま”を伝えるため、彼はついに決意する。「家を探し出す」と。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていく。 大いなる「探し物」の果てに、彼が見つけたものとは…。

おすすめ度

★★★★★・・・絶対に見てほしい

見どころ

人が波のように押し寄せる電車の風景が衝撃

映画「LION ライオン 25年目のただいま」では、オーストラリアとインドいう二つの国が物語の舞台となります。その中でも、主人公のサルーが生まれ故郷のインドで大規模なロケが行われました。特に、サルーが迷子になってしまい、故郷を失う原因となった電車の場面の映像は迫力があります。映画のスタッフは、撮影場所のハウラー橋を一時的に封鎖して駅を人が波のように押し寄せるこのシーンに臨みました。そうしたスタッフの努力もあって撮影された映像はドキュメンタリーのような臨場感のある仕上がりになって、映画の見せ場となりました。また、サルーが迷子になる場面は、年間8万人もの子どもが迷子になるという、インドの抱える社会問題も垣間見せてくれます。その他、インドならではのエキゾチックな自然のダイナミックな映像の数々も映画の魅力だったりします。

Google Earth昔の自分の記憶

たった5つしかないヒントをもとに故郷を探そうをとするサリー

ヒント

1. 列車に乗っていた日数は2~3日

2. 当時の列車の運行スピードは時速約22キロ

3. 駅のすぐとなりに大きな給水塔があったはず

4. 町の裏に母が働いていた岩山があったと思う

5. 故郷の名前はガネストレイ?

演技の素晴らしさ

映画には、デヴ・パテールをはじめとする素晴らしいキャストが出演しています。デヴ・パテールは主人公のサルーを演じ、その感情表現や演技力は素晴らしい。また、ニコール・キッドマンルーニー・マーラなど、他のキャストも素晴らしい演技を見せています。彼らの演技は、物語の深みを増し、観客を引き込まれると思います。

家族の絆と希望のメッセージ

 「LION25年目のただいま」は、家族の絆や希望の大切さを描いています。主人公のサルーは、自身の家族との再会を果たすことを願いながら、困難を乗り越えて進んでいきます。彼の旅は、家族の愛と絆がいかに強力であり、希望を抱くことの重要性を示しています。観客は、彼の探求と成長を通じて、家族や人間関係の大切さに再び気付かされます。

文化的な対比と衝突

映画は、サルーがインドとオーストラリアの文化の違いや衝突に直面する姿も描いています。彼は自身のルーツを求める一方で、新しい環境に馴染むことも試みます。これによって、異なる文化間の理解や認識の重要性について考えさせられます。



感想

無償の愛、信じる心に心洗われた。インドの景色、母の優しい笑顔、兄と過ごした時間…幼少期の朧げな記憶が美しい映像で綴られていたのがとてもよかった。
ラストで実話と知ったとたん、心にズッシリくる。
あれが実話なのか…お母さんの気持ちを考えると胸が痛くなる。
なんでLIONっていうタイトルなのかもラストに分かった。感動したっていう簡単な表現しか出来ない自分が情けない。

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