【キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン】大金を稼いだ天才詐欺師
作品情報
公開:2003年
国:アメリカ
上映時間:141分
ジャンル:ドラマ、クライム
監督
脚本
ジェフ・ナサンソン
キャスト
レオナルド・ディカプリオ/フランク・W・アバグネイル
トム・ハンクス/カール・ハンラティ
メガホンを取るのは、『ジュラシック・パーク』『ターミナル』などの数々の名作を手掛けたスティーヴン・スピルバーグ。
『タイタニック』『シャッターアイランド』などのレオナルド・ディカプリオが主演を務めている。
天才詐欺師として色々な役に変装し名演技を見せてくれる。
あらすじ
高校生のフランク・W・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)は尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝動的に家を飛び出してしまう。そして、生活のため偽造小切手の詐欺を始めるようになる。最初はなかなかうまくいかなかったが、大手航空会社のパイロットに成りすますと誰もがもののみごとに騙された。これに味をしめたフランクは小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れるのだった。一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)は、徐々に犯人に迫っていくのだったが…。
おすすめ度
★★★★★・・・絶対に見てほしい
見どころ
時代背景と再現された70年代の雰囲
映画は1960年代から1970年代にかけてのアメリカを舞台にしています。時代背景や当時の社会情勢が緻密に再現されており、セットや衣装、音楽などから70年代の雰囲気を感じることができます。
それによって、より物語性が深まり、映画の世界に没入することができます。
レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスの演技
この映画は、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスという二人の演技派俳優が主役を務めています。レオナルド・ディカプリオはフランク・W・アバグネイルを、トム・ハンクスは捜査官のカール・ハンラティを演じており、二人の対決や心理戦が見どころの一つです。彼らの演技力と息の合った掛け合いは、観客を引き込みます。
モチーフとしてのアイデンティティと家族
映画では、フランクが様々なアイデンティティを偽りながら生きる様子が描かれています。彼が本当の自分を見つけようとする過程や、家族との関係性に焦点が当てられています。
このテーマは、観客に自己探求や家族の大切さについて考えさせる要素となっています。
視覚的な美しさと技術的な完成度
『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』は、映画の映像美や技術的な完成度も非常に高いです。スピルバーグ監督の繊細なカメラワークや美しいショット、クラシカルな映画制作の手法が駆使されています。それによって、視覚的にも楽しめる作品となっています。
感想
実話ってのも驚きやけど、そんなことどうでもよくなる楽しい展開が延々続いて楽しい作品。そもそもレオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが主演でやってる映画が面白くないわけがない。
途中から実話だと忘れるくらい見入っていた。フランクの詐欺は両親への思いから始まると思うと、切なかった。これだけ人を騙せる頭の回転の速さがあったら、犯罪を犯さずに、他のところで活躍しながら生きられたかもしれないと思った。けどラストが好き。
それよりこの詐欺をやってるのが年齢が16歳からやってるってことだけで驚き。あとはレオナルド・ディカプリオとにかくカッコ良すぎる。
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