【英国王のスピーチ】困難を乗り越える結束と希望のメッセージ
作品情報
公開:2011年
国:イギリス、オーストラリア
上映時間:118分
ジャンル:ドラマ、伝記
監督
脚本
デヴィッド・サンドラー
キャスト
ジェフリー・ラッシュ/ライオネル・ローグ
吃音(きつおん)に悩む英国王ジョージ6世が周囲の力を借りながら克服し、国民に愛される王になるまでを描く実話に基づく感動作。トロント国際映画祭で最高賞を受賞したのを皮切りに、世界各国の映画祭などで話題となっている。監督は、テレビ映画「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」のトム・フーパー。ジョージ6世を、『シングルマン』のコリン・ファースが演じている。弱みや欠点を抱えた一人の男の人間ドラマと、実話ならではの味わい深い展開が見どころ。
あらすじ
幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。
おすすめ度
★★★★★・・・絶対に見てほしい
見どころ
感動的な演技
映画では、主要キャラクターであるジョージ6世をコリン・ファースが演じています。彼の演技は非常に感情的でリアルであり、ジョージ6世のスピーチの苦悩や不安を見事に表現しています。ファースはこの役でアカデミー賞を受賞し、その演技力に圧倒されることでしょう。
スピーチの準備と克服
ジョージ6世は特に「stutter(吃音)」という言語障害を抱えており、公の場でスピーチを行うことに非常に苦労しています。映画では、彼がスピーチ療法士であるリオネル・ログ(ジェフリー・ラッシュ)と出会い、彼の指導のもとで自身の問題に立ち向かう姿が描かれます。ジョージ6世が自己を克服し、勇気を持ってスピーチを行うまでのプロセスは、感動的かつ励まされるものです。
王権と個人の葛藤
映画は単にスピーチの準備というテーマだけでなく、ジョージ6世が王権と個人の葛藤に直面する姿も描かれています。彼は自身の問題に向き合いながら、国王としての役割を果たさなければなりません。その過程で、彼の内面の葛藤や成長が描かれ、王としての自信をつけていく姿が感動的です。
励まされるメッセージ
映画『英国王のスピーチ』は、個人の克服と勇気、信頼関係の重要性、そしてリーダーシップの力といったメッセージを伝えています。ジョージ6世が自身の言語障害を乗り越え、国民に向けた重要なスピーチを行うことで、彼は人々に勇気と希望を与えます。このメッセージは観客にも響き、励まされることでしょう。
感想
最初はコメディ要素が強い映画かと思いきや時代背景もあり、だんだんと国王と同じ気持ちになり、ハラハラドキドキ完全にのまれてしまった。
王様なのに、幼少期のトラウマや吃音というコンプレックスを抱えていたことにビックリ。ライオネルとの身分を超えて、腹を割ってはなせて友情が素敵。ラストに向かって、一生懸命吃音を克服しようとする姿と最後のスピーチがすごく感動した…
初めて見たけど、何回でも見返したい作品だと思った。
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